学長からのご挨拶  吉川宗男

吉川宗男

今、世界は大きく変わり始めています。
新たな価値観、ものの見方、考え方、生き方、働き方等が求められる「ニューパラダイムシフト(新価値転換期)の時代」がやってきました。

この時代の変化は、地球規模で起きていて、日本においても、様々な領域や分野において、大きな影響を与えています。「働き方改革」や「ダイバーシティ経営」等はその一部に過ぎません。私達は、この価値転換期の時代において最も活躍できる人財を「究極のメンター」と呼んでいます。そして、その「究極のメンター」とは、新たな時代の生き方や働き方などを理解し、人(個人)や組織に対しても、新たな価値を創造し、変化を起こしていける人財を意味します。

私達は、近年、そういう究極のメンターが持つマインドとスキルを開発することに全力を尽くして来ました。私たちが目指しているのは、各受講生がそんな究極のメンターマインドとスキルを身につけ、幅広い分野において活躍できるグローバル人財を育成していくことなのです。

私達は、この目的に相応しい最適なカリキュラムと優れた講師陣を揃え、皆様をお迎えいたします。

総長からのご挨拶 長谷川惠一

エール学園はメンタリング教育を始めて10年がたちます。

この間メンタリング教育について、学園内で色々な試みを実施してまいりました。

その結果エール学園そのものの事業も発展し、メンタリング教育のすごさも実感してまいりました。特にメンタリングの素晴らしいところは、支援される人が成長すると共に、自らも成長するところです。エール学園は留学生に対する教育が中心事業ですが、メンタリングの5つの力のうち活力と共に場力を特に大切にしています。留学生教育の一環として地域清掃をカリキュラムの中に入れました。地域が美しくなることによって、地域の方が留学生に有難うという言葉をかけてもらえるようになり、外国人が地域清掃してくださっているのなら我々日本人ももっと地域を美しくしようと地域の清掃も強化されました。まさに共生・共創・共進化の地域が生まれました。近年メンター制度が叫ばれておりますが、その骨格となるメンタリングの実践こそが、皆さんの組織を共進化させることになると考えております。