メンターに必要な5つの人間力(全人的人間力:HQ)を身に付ける

本講座では、究極のメンターを育成するために必要な「5つの人間力」を統合的に高めていきます。

人間力

知⼒:

頭の部分は、知⼒と呼ばれ“知る⼒”(Head Knowledge)で、知の領域を⽰します。インテリジェンスで言えばIQにあたります。知識や思考に関する⼒を⽰しています。(情報⼒・理解⼒・計画⼒など)

感⼒:

感⼒は、感じる⼒(Heart Knowledge)であり、⼼の領域、感性の領域です。メンターシップを考える上で非常に⼤切な部分になります。この⼼のも頭の知とは違った知であり、別のインテリジェンス、EQ(⼼の 指数)と呼ばれています。(主体性・柔軟性・感受性・ポジティブ姿勢など)

行力:

⾝体全体の物理的な⼒ですが、⾝体知(Body Knowledge)と言って、⼤切なインテリジェンスと捉え、これをBQ(Body, またはBehavior,⾏の指数)と呼びます。(実⾏⼒・各種スキル・コミュニケー ション⼒など)

場⼒:

場⼒は、コンテクスト、状況、環境の持つ⼒を表します。この領域は、フィールドを意味し、⼤きくは宇宙空間、地球単位で言えば、地球そのものです。そして企業活で言えば、市場(マーケット)、職場、現場を意味します。この場も情報がいっぱい詰まったサイバースペースであり、高度のインテリジェンスを内在しています。この領域をField Knowledgeとして捉え、これをFQ(Field Q)と呼びます。

活⼒:

⼈間の中⼼の部分、いわゆる、腹の部分も知の領域であり、高度のインテリジェンスを持っています。胆識とも呼ばれ、ここがSQになります。この部分は、活⼒を生み出す部分で、活き活きと生きる⼒、生命⼒を生 み出すところです。活⼒の “活”は、働きを意味し、全ての⼈間⼒を統合する機能(働き)をするところなのです。(決断⼒・統合⼒・直観⼒など)